ビリヤードな書き物

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練習をしましょうか | どういう練習がいいのか | メンタルスポーツ

練習をしましょうか


さて、今まで4ヶ月に渡ってビリヤードについて触れてきたところですが、

「参考になるわ!」

「じゃあ、俺、キュー買ってみよう!」

「じゃあ、僕は消防士!」

などの声が届くような参考になることを何一つ書いてませんので、 ここいらでちょっと良いこと書いちゃおうかな。おにいさん頑張っちゃおうかな。 なんて思ったりしました。


ためにならないテキストサイトの限界に朝鮮(←この辺が限界)。


今からビリヤードを始めよう!なんて思ってる人は、ビリヤードの魅力に毒されはしたものの、 なにをどうすれば良いのか分からない人が結構いると思うんですよ。
そんな人達が今回のターゲットです。


まず最初は、やはりビリヤード場に行ってみましょう。そうしないことにはなんにも出来ませんからね。 当たり前ですけどね。ただ、行くと言ってもただ行くのでは駄目です、ナンセンスです。 事前の勉強をしてから、行きましょうね。予習ってやつです。


本屋に行けば「ビリヤードレッスン」とか、なんかそんな感じの本がありますのでね、 そんなのも見るのもGOOD。「ビリヤードレッスン」っていうタイトルは適当ですけどね。


また、こんなページを見ている人ですから、分かりきっていることと思いますが、 ウェブで探すのも良いですね。解説画像付きで分かり易かったりもします。
2ちゃんねるも有効な場合がありますが、嘘を嘘、ネタをネタと見抜けない人は、利用を控えるのがベターですよ。

そんなこんなで「いざ鎌倉」となりましたら、ビリヤード場へ赴き、 予習してきたことを実践すると良いでしょう。


しかし実際には見てきた通りに出来ることはほとんどありません。 大抵の人がそうですが、ここがまず最初の壁となるのです。


玉が入らない。


下を撞いてもドローショットにならない。


腰が痛い。


肩が痛い。


なかなか思った通りには出来ません。


ですが、これで当たり前なのです。ビリヤードは最初から出来ることなど、ほとんどありません。 玉の見方、ストロークの仕方、グリップの仕方、利き手の反対の手で作るブリッジの締め加減、 足幅の取り方、玉の入れ方などなど、最初は覚えることがいっぱいありますし、 しかもそれら全てがキチンと(ある程度)してなければ、継続的に玉が入ることはないのですからね。


自分で思い描いていたものを100%体現出来るというのは、10年戦士でも無理なことです。 ですから、全然玉が入らなくとも「そういうもんだ。」というふうに考えるようにすると良いと思います。


そう思えなくて「つまんない。」となってしまう人は、残念ながらこういった競技には向いてませんので、 はまり過ぎる前に、友人と遊ぶだけにしておきましょう。つまんないことに金をかける必要も無いです。


そういった最初のつまらない部分を乗り越えられそうな人は、 気に入ったビリヤード場へ足繁く通うと良いでしょう。 ただ、フォームにしろ何にしろ、コレ!というものをとりあえず決めずに、 色々試行錯誤した方が良いでしょう。変に癖がつくと後で修正する必要が出てきた時に大変ですからね。


一つのビリヤード場に足繁く通っているうちに、一緒に撞く人も出来るかと思います。 店員の計らいやフランクな性格の常連や何やらで。 そうなってくれば、ビリヤードが上手くなろうと練習するための地盤は固まったと言えるでしょう。 環境にもよりますが、週3日通ったなら1ヶ月で大体良いとこいくんじゃないでしょうか。


私のオススメの練習方等については、また後述。

どういう練習が良いのか


おお、タイトルだけ見ればやたら真面目にビリヤードに取り組んでるみたいで良いですねえ。


「どういう練習が良いのか」 知ってそうですね。

「どういう練習が良いのか!」 ちょっと横柄そうですね。

「そういう練習が良いのか!」 発見しました!

「そういう練習が良いのか?」 興味ありそうですね。

「なぜベストを尽くさないのか」 Why don't you do your best !?


まあ、ベストの練習方法なんて人によるところが大きいですし、私も多種多様に渡り知ってる わけではありませんのでね、「こういうのが良いよ!」などとは口が裂けても言えないんです。 「僕がやってみた中で、これは良かったんじゃないかあ。」ってのを教えることしか 出来ませんから、そうしたいと思うわけです。


センターショット改
普通センターショットと言えば、入れたい玉を台のど真ん中に置いて、 コーナーポケットに対して真っ直ぐに狙うというものですが、ど素人には勧められない練習です。


センターショット図


なぜかと言うと、その玉をポケットするにはど素人の場合は、 1球1球にかなりの集中力を要することでしょう。そんなのはナンセンスです。
まあ、センターショットの真の目的は


「玉をポケットすること」


ではなくて、


「キューを真っ直ぐに振ること」


ですから、玉が入る入らないを気にしなければ良いのですが、やっぱり気になりますよね。 気になって、「なんだ、コンチクショー!」「もうやめる!!」ってなっちゃいますからね。
そこでセンターショット改の出番なんですよ。


方法はとっても簡単。狙うポケットを変えるだけ。そう、コーナーポケットじゃあなく、 サイドポケットに真っ直ぐ狙って手玉を置き、真っ直ぐにキューを出せば良いのです。


センターショット改図


これだとわりとポケットすることが出来ますので、ど素人には向いていると言えます。 しかし、ある程度慣れてきましたら、通常の方法で練習するようにしましょう。 イージーな玉しかポケット出来なくなっちゃいますからね。


本来の練習の意義からは外れることになりますが、普通は真っ直ぐ狙えていて、 キューも真っ直ぐ出ていれば100%ポケット出来るのですから、そういったことを念頭に置いて、 ポケット出来なかった時には、「真っ直ぐ狙えてない」のか 「真っ直ぐ(キューを)出せていない」のか考えましょう。


真っ直ぐというのは一番の基本になりますが、最初は一番難しいものです。


追記

図に起こしてから思ったんですが、センターショット改は的球の位置がこのままだと、 駄目かもしれません。ブリッジも組みづらくてキューも出しづらいかなと。
よって、もうちょっと全体的に的球を狙うポケットの方向にずらすだとか、 手球・的球の位置を変えた方が良いかと思います。


センターショット改2


こんな感じで。

メンタルスポーツ 2006-03-07 tuesday,


先日ね、またビリヤード行って来たんですよ、ビリヤード。相方がね、良い感じに はまりつつあるんで、僕が球を撞ける頻度もウナギ上りなんですよ。なまら良い事。
最初は相方の練習を見てたんです。そしたら結構入るのよねセンターショットが。 一皿(15球)のうち10球入ってた。
もうね、驚愕。まだ5日目だからね、ビリヤード始めて。しかも、なんか手球1ポイント (通常2ポイント)から撞いても入ってるしね。

( オイオイ、俺は1ヶ月くらいかかったのに・・ )

嫉妬。ジェラシィ。妬み、うおっ!すげえ!「 ねたみ 」って「 嫉み 」でも「 妬み 」でも どっちでもOKなんだ!?初めて知ったよ。しかも「 嫉み 」は「 そねみ 」とも読めるんですね。 何か知らんけど、色々ためになった。

まあ、とにかく驚愕でしたよ。自分の教える才能に。はは・・。

とまあ、相方の練習も1時間程度で終わり、次は僕が練習する番になったんです。いつも、 このローテーション。
で、僕が練習している間は、相方はマンガを読みに行くと。これ、結構助かったりするんです よね。練習中に、人が側にいたりすると集中し切れない感じで、なんとなく練習も不完全燃焼で 一酸化炭素中毒なんですよね。

そんなワケで、集中しつつセンターショット50球ってのをやってみたんですよ。
結果は↓の通り。

ポケットした数
 47
最高連続ポケット数
 21
外した理由
 ちゃんと真っ直ぐに配置してなかったのが気になった×2
 ただのミス×1

「 気になって 」というミスが2つも!しかもそれが無ければ連続ポケット数は40を 超えてたのになあ。やっぱりビリヤードってメンタルに依存している部分が大きいな、と 改めて認識させられましたね。
まあ、ちゃんと配置すれよ、って話なんですけどね。

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