ビリヤードな書き物

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ビリヤード | タブー? | タブー?2 | マイキューのススメ | 上達したい | 居場所 | ナインボール

ビリヤード

「趣味?ビリヤードだよ。」、なんて事を言いますと大抵の場合は「へ〜、上手いの?」 なんて言われちゃったりって事が多いんです。ホントです。 うん、まあ、スポーツ(?)である以上『上手いかそうでないか』はそりゃ聞いてくると 思うんですYO。でもね、ド素人のおまいに、「たまにマスワリ出来る程度。」と言っても イマイチピンと来ないと思うんですがね。いや、社交辞令的な言葉だとは分かっているんです。 しかし、惜しいかな、社交辞令で機嫌を損ねてしまうのはいただけませんでしょう?

だもんですから、相手の趣味を聞く時は予め社交辞令を用意しておくのが ベターであるなぁと気付いちゃいました。甘栗剥いちゃいました。 そこで幾つか例を考えてみましたYO。折角こんな辺境まで来たんですから、 覚えて帰って頂ければこれ幸いであります。

 1 「えっ!?そうなの?へぇ〜、以外。」

 2 「ああ、なるほどね。うん。似合うと思うよ。」

 3 「マイキューとか持ってたりするの?」

 4 「結構、やってるの?」

 5 「再起動しる!」

以上の5本立てです。まあ、1・2なんかは結構良いと思います。我ながら。 その後に続くであろう会話もなんとなく無難にこなせられるでしょう。

3・4ぐらいになると、これはこれで腕の見せ所が突如としてやって来る場合も考えられます。 キューのメーカーなんかにまで言及されると、逆にこちらが気分悪くなるほど 「このメーカーはね・・・」なんて講釈たれられちゃって、もう目も当てられない。 また、「う〜ん、○○年くらい。」と言われてもビリヤードなんて本格的にやったことなければ、長いんだか短いんだかわからずで「( ´_ゝ`)フーン」ってな事になってしまい、そこで機嫌悪くなりがちです。

5ですが、これぞ社交辞令の極み、社交辞令と言ったらこれってぐらい有名な言葉ですね。 『とりあえず再起動』日常で合言葉のように使われる言葉です。 個人的にはこれをオススメしたい。ってか誰か言ってみて下さい。

まあ、要するにですね、趣味にビリヤードを選択した人間ってのは偏屈が多いですから お気を付け下さいってこってす。

タブー?

これからビリヤードを始めようとしている方へ。

やってはならない事、言ってはいけない事がありますので覚えていって下さいね。 ですが、ワタクシの言う事なもんですから話半分と思って下さい、 後で「どうしてくれるんだ!」と言われても困りますのでね。 あくまで良識に基づいて行動して下さいませ。え〜、まず・・・

『ハスラー』と言うのはやめましょう :詐欺師(騙して儲ける)とかそういう意味だそうです。 今から始めるのでしたらナインボールという競技がメインでしょうから、 ここは『プール・プレイヤー』とか言うと良い感じです。

授業料は払う必要はありません :ビリヤード場で行っている講習会・練習会とかなら別です。それはきちんと支払いましょう。 払わないと犯罪ですよ。ここで言っているのは、上級者があなたに対して 「教えてやるから。」とか賭けビリヤード(賭け玉って言ったりします)なんかを させたりして「こうやって負けて強くなるんだ。」とか言う方からは教わらない方が 良いってことです。

うん、今日はここまで。

タブー?2

これからビリヤードを始めようとしている方へ。続き。

背中の後ろでキューを構えないようにしましょう :極めればなんでもアリですが、素人臭さがプンプンかほってきます。 っていうか、はっきり言ってダサいです。ショボイです。私の見えない場所でなら可。

道具は大事に扱いましょう :キュー、ボール、テーブルなどなど、ビリヤード場(玉屋って言うと玄人っぽいぞ)から 借りている物ですし、後で誰かが使用するであろう物です。 振り回したり、倒したり、腰掛けたり、変な穴に挿入してみたりなんてもってのほかです。 自分の物でしたら一向に構いません。レッツ・変な穴!

『打つ』とは言いません :玉は『撞く』物です。『打つ』なんて言っていると「お前は坊や哲か?」って 思われちゃいます。鴨が葱を背負っているようにも見えてきます。 また、『突く』もあんまり頂けません。エロイです。エロテロリストです。ジョイトイです。 joy toy 直訳では『おもちゃで喜ぶ』です。とてもエロイ。 「でも、おもちゃって基本的に喜ぶもんなんじゃないのか?」なんて思ったりもします。

まあ、こんな感じでしょうか。

マイキューのススメ

どんな事をやってもかっこ良さ、言い換えるとスタイリッシュさを 重視する人にとって形から入るってのは最重要の要素になってきますよね。 ワタクシことleoも例外でなく形から入ることによって、言わば自己愛とも言える陶酔感に 浸りつつ趣味を嗜むわけですよ。

ナルシストとまでは行かないんですが、そういう種類の人間であることは間違いないのです。 「イイ。イイよ。ハァハァ。」ってこれじゃまるきり変態か。

ビリヤードでは形から入りやすい物と言えば、やはりキューですよ。 マイボールは行き過ぎかと。玉屋で受け付けをしている時に、「どうぞ。」と 渡されるボールの受け取りを断って、「いや、自分のありますから。」なんてとてもヤバイ。 スタッフ間では今頃その話題で持ちきりですよ。

兎に角、マイキューをマイケースに収納して颯爽と街角を闊歩したいでことであるなあ、 アイ・ウォント・マイ・コックキュー。という衝動にかられる時が必ずやって来ますのでね、 その際は、もう、買っちゃえばいいんだ。

でも、ここで問題になるのが「どんなキューを買ったら良いのですか?」という事だと思います。

はっきり言って、そんなもん自分で気に入った物を買えば良いんですよ。マジで。 デザインとか。値段とかも自分の財布と相談して決めれば良いんですよ。

ですが、ある程度の目安があればより購入に向けて前向きになり易いと思ったりもしますので、ひとつ。

続ける気があるのかないのかでも、チョイスがちょいと・・・変わりますが、 そんな事まだわからんのでね、私の主観でぶった斬り!残念!

まず、お値段ですが、〜5万円までの物で結構でしょう。メーカーはどこでも構いません。 まあ、この値段設定ですからね、ある程度限られてくるとは思いますけど。 ADAM(アダム)、MEZZ(メッヅ)、Mcdermott(マクダモット)、JOSS(ジョス)等ですかね。

あとは予算の範囲内で気に入ったデザインのキューを買えばそれで良いと思います。

CUETEC(キューテック)、ZESTY(ゼスティー)なんてのもありますが、 これらはシャフト(ブリッジで支える方。2分割されるキューの先側。)に グラスファイバーなんかでコーティングされてますので、 ブリッジする方の手に着けるグローブが必要になってくる場合もあるかと。人によって。

そういえば、当然の事ですが、キューケースも一緒に買いましょう。 とりあえず、安いやつで良いです。5000円くらいからあるはずです。 オークションでならもっと安く手に入るはずです。収納出来て持ち運べるのなら何でも良いです。 続ける気があるのならキューが2本くらい入れられる物を買いましょう。 ブレイク専用のキューも欲しくなる時がきますのでその時の為にっ!

そんなこんなでマイキューをゲッツしたら、それを持って颯爽と街角を闊歩してみれ。 突き刺さる視線が気持ちよかとです。

上達したい

さて、ビリヤードを始めてしまった以上、目的がある程度あるはずです。 人によって実に様々でしょうが、私が聞いた範囲では「プロを目指して」とか 「上手くなりたい」なんかです。

「プロを目指して」の方は、とりあえず確固たる目的であると言えますね。 逆に「上手くなりたい」なんてのは、とても漠然としてますね。 まあ、「上手くなりたい」というのも「プロを目指して」の範疇だと言えば、 そうなのかも知れませんがね。

この他に良く耳にするのが「○○に勝てるようになりたい」ですな。 ○○の部分には人名が入るわけです、そりゃそうだ。

これだと超具体的で、目標の設定としてはかなりイイ線いってると思います。 素晴らしいと思いますよ、当面の目標としては。その相手を超えられた時にまた、 別の人をターゲットにしていけば良いんです。 ただ、上手い具合にターゲットになるような人がいない場合に、 こういった目標設定が出来ないということもありますが。

そんな中、一人でも出来て尚且つ、実力が数字ではっきり出る物がっっっ!!!

その名も・・・ボーラード。うん、これをやってみれば良いでしょう。 え?何?やり方??えっと、そんなもんyahoo!!とかgoogleとかで検索すればだいたい一発で、 しかも一番上ら辺にくるはずと思いますのでね、検索してみましょうね。

まあ、暇があれば「獅子座のA型」でもその辺のことを取り扱っていくかも知れませんし、 いかないかも知れません。十中八九いかないと思います。

ある日、思い出したように「ボーラードのルール」とかアップしてたら、 ああコイツ、ネタがねえんだなと思って頂きたい。

居場所

飲食店なんかを考えて頂くと分かり易いと思いますが、趣味で色んな店を回って行った時に、 最終的に落ち着く店ってできるじゃないですかー。 日記の方でも多少触れたことはあるんですが、ビリヤードの場合にはそういったお店のことを 「ホーム」なんて言ったりするんです。

このホームでビリヤードをする際の良いところはですね、ある程度の常連になれば、 一人のみの練習では到底知り得ない、体現できるようになるまで遠回りしてしまいがちな技術的な事を、 常連の上級者に教えてもらう事が出来たり、上級者が使っていた道具(キューとか)を 安価で譲って頂けたり、同レベルぐらいの人と切磋琢磨したり、 激しい練習の合間に店員さんと楽しく談笑しながら、カップルで来ている女の子を見て、 「うーん、もうちょっとで見えそうなんだけどなあ。」などとひっそり考えたりなんかが、 パッと思い付くところですか。

まあ、何にせよですね、ホームで「あはは。」と笑いながらマッタリと、 また、時には「鬼が・・・いる・・・。」と思われんばかりの鬼気迫る表情で玉を撞いている時なんかは、 本当に安らぐもんなんです。アレだ、アルファー波とかそういうアレなんかがアレしてるんですよ、きっと。

仕事やら、職場の人間関係やら、町内会のゴタゴタした事やら、近所付き合いで 「あ、俺もうキレそう。」「もう我慢できない!」なんていったもろもろの事から 解き放たれるんですねえ。ほんともうね、「ああ、俺の居場所はここなんだ。」って 思うこともありますよ。まあ、ある意味、現実逃避チックな部分もあったりなかったりするんですが、それぐらい大目に見てよって思うんです。

ちなみにそうなるまでの経過ですが、leoの場合は「仕事帰りにちょっと寄ろう。」 なんて環境ではなかったものですからね、ええ、行き帰りの時間だけで3時間以上かかるもんですから、 週に1〜2回のペースで通ってましたが、居場所だと思えるようになるまで2ヶ月ほどでしたか。 だもんですから、もっと頻繁に通える人でしたら、1ヶ月もあれば常連化するには十分なわけです。

500円/1時間として週に3日、1日3時間ほどビリヤードをするとして、 500*3*3=4,500円が1週間にかかる費用。1ヶ月=4週とすると、 4,500*4=18,000円の費用が1ヶ月にかかるわけです。 これに移動費やら、かかる予定の無かったジュース代なんかを追加して、 まあ、20,000円前後でしょうか。プレー料金だけでですがね。

これを高いとするか、安いとするかは各々の判断になるんですが、 30,000円ほどの値段のキューを5,000円で譲ってもらったり、 もっと時間(≒金)をかけなければ気付かなかった事を、 それよりも早い段階で教えてもらったりする可能性がある事を加味した場合、 leo的には安上がりになるとは思うんです。一番大事なのは面白く思える事だと思うんですが、 こういった事があればさらに面白く上達できると思います。

キューの場合では、中古ではあるものの新しい自分だけのキューでプレーするというのは、 新たな発見がありますし、モチベーションの上昇にも繋がりますね。 一つの趣味を続けていく上では、とても重要な事にの一つ相違ないはずです。

技術を覚えるという点でも、「こんなことが出来るのか。」とより深い部分に触れて、 ますますはまっていくこと請け合いです。

まあ、物事に過剰にはまって、それ以外での私生活がダメダメになっている人は 想像以上に多いものですから、ある程度の所で線引きをするのが大切になってきますが。 自分含め、何かを犠牲にしている人は少なくないです。その辺は気を付けましょうね。 勉強が疎かになって大学受験どころじゃなくなったり、他のプレイヤーとのトラブルに 巻き込まれてボコボコにされたりと大変な事も起こり得ますんでね。

これらの事をふまえた上で、「そんじゃあ、ちょっとそうしてみよう。」なんて思うのも 結構結構。半年くらい経って「そんなことないんですが。」と言われても困りますので、 あくまで「理想」である事を頭に入れておくと良いんじゃないでしょうか。 ってか、そうしなさい。

でですね、なんとなく前置きが長かった感があるんですが、本題に入るとですね、

ホームが閉店しちまうYO!

ってことなんですがね、いやいや、ほんとどうしようと思っておるわけですよ。

閉店するということはつまり、高度な技術を見たり教えてもらったり、 「あいつには負けねえ。」って人と切磋琢磨出来なくなったり、女の子が構えた時に 「あ、谷間見えそう!」とドキドキする機会も無くなってしまうわけです。

ビリヤードに精神的に依存している部分が多いleoにとっては大事件になるのです。 別の店を探そうにも、そういった雰囲気を作れるような店はその1軒だけ、超田舎ですからー!残念!!

こういう時は都会住まいが羨ましく思えるleoなのでした。

ほんとどうしよう・・・。

ナインボール

自分がそうですから他の人もそうだろうと思うんですが、 ビリヤードで最もポピュラーな種目と言えば、やはり「ナインボール」だと思うんですよ。 ブレイクしてから、若い番号順にボールを落としていくってやつです。 映画や漫画など見てもだいたいがナインボールを扱ってますしね。 9番落としたら勝ちっていう分かり易いスタイルが記憶に残り易いんでしょうかね。

しかし、ナインボールと言っても、1種類だけじゃないのをビギナーの方はほとんど ご存知無い。ってか、知ってたらキモイ。いや、キモくはないか。

ナインボールと聞いてだいたいの方が想像するのは上記のようなゲームだと、 これは断言できます。ブレイク→若い番号順に落とす→9番落とした方が勝ち。こんなの。 悲しいけどこれ、実はUSナインボールって言うのよね。

とにかく9番を落としたら勝ちなので、最小番号の玉に当てつつ9番を狙ったり (コンビネーションショットやキャノンショットとか)して、運良く「9番落ちたよ!」でも勝ち。 はい、分かり易いですね。それなりの腕があれば進行もスムーズで、見た目にもスマート。そんな種目。

で、もう一つのナインボールと言うのが、ちょっと複雑で玄人臭プンプンです。

ええ、JP(ジャパン)ナインボールって言うんですけどね。これが、また分かり辛い。 一応9番落とすと次ゲームとなる辺りはUSの方を継承してますが、勝ち負けの決め方が、 もう、全っっっ・・・然違うんです。ジャパンの場合は得点制になるんです。 だもんですから、通常3〜5人程で対戦します。

その点数の付け方ですが、落とすと得点出来る点玉というのを設定して得点していきます。 通常のルールですと、

3・5・7番=1点 9番=2点

という感じ。ちなみに、サイドポケットに落とせば2倍になります。2倍2倍。

このままですとUSナインボールのように「○セット先取で終わり。」とかいうのが無いので、 始める前に予め行うゲーム数を設定しておきます。「20マスで。」とか。 マス=ゲームです。ただ、途中で増えたり減ったりすることもありますので、 時間的に都合が悪い時なんかは「ラスト10マスで。」とか言って抜けましょう。

ファール時の扱いもまた違います。適用するルールにもよりますが、 USナインボールでは的玉は現状維持、または落ちていたらフットスポットに戻したりします、 手玉は現状維持orフリーボールorヘッドライン以内となりますね。ジャパンの場合は、 的玉は現状維持orフットスポットorセンタースポットのいずれかがファール時の状況によって 適用されます(します)。手玉については現状維持orヘッドライン内となります。

さらにノーファールで点玉を落としてもテーブル上に戻す事もあります。コンビネーションショットなどで落とした時がそうです。これにより、1マスで100点でも得点出来るようになってるのですねえ。まあ、コンビやキャノンで落とし続けられればですけどね。

というようにプレーし、最終的な得点差によって勝敗が決まります。 なお、得点制という性質上賭けて行われる事が多いです(例えば1点10円など)、 ルールが難しめというのも含め、初心者にはお勧めできません。

そこで、点玉を減らし点数の上下を緩やかにしたゲームが登場するんです。 ええ、そうです、5-9(ごっく)ってやつです。ジャパンが3・5・7・9番が点玉なのに対し、 5-9ではその名の通り5・9番のみが点玉です。

5番=1点 9番=2点

シンプルですね。分かり易いですね。点を付けるのもかなりラクチンです。 ハンデの付け方も簡単、7番を点玉にしたりすれば良いのです。いやもう、画期的ですよね。

というわけで、2005年正月はそればっかりやってました。

なるほど分かり易い表
USナイン(テキサスエクスプレスルール)
・最小番号の的玉(先玉)から狙い、9番落とせば勝ち。
・的玉そのまま手玉フリー。
・設定したセット数こなして終了。
・ブレイクは前ゲームの勝者だったり交互だったり。
・場合によりセーフティが有効。
ジャパン
・先玉から狙い、点玉を落として獲得した総得点で勝敗を決める。
・ファール時は次の3つより選択。
 1 現状維持・・・手玉も的玉も全て現状維持のままスタート。
 2 手玉移動・・・手玉をヘッドライン内の任意の場所に移動する。ただしヘッドライン内に先玉がある場合はその先玉をセンターへ移動する。
 3 的玉移動・・・的玉をフットかセンターへ移動する。ただしフットに他の玉がある場合はセンターへの移動のみ。
 なお、スクラッチの場合は手玉ヘッドライン内で、先玉を現状維持orセンターorフットのいずれかを選択出来る。
・設定したゲーム数をこなして終了(疲れてきたら終わりという言い方もある。)。
・ブレイクは9番を落とし、かつ、ヘッドライン内に手玉をポジショニング(2出し)出来れば、その位置から続けてブレイク。そうでなければ次の人。
 2出し成功時に手玉をUSナインのように移動させてブレイクすることもある。その時のメンツ内での最初の取り決めによる。
・セーフティやっちゃダメ。

獅子座のA型 since 2004-11